三転ダンプについて

ダンプの種類

 

　ダンプの種類・普通ダンプ編でも説明したいろいろな種類のダンプですが
こちらでは個別のダンプについて、さらに詳しい解説をしていきたいと
思います。

　ダンプの種類シリーズ第3弾となる今回は、ハイブリッドな三転ダンプです。
　この三転ダンプには一体どのような機能や特徴があるのでしょうか？

 

三転ダンプの特徴とは…？

 

　三転ダンプとは、見た目には完全に普通のダンプトラックと同じですが
トラックのサイド(左右)とリア(後方)のどこからでも排出できるダンプ
ということで、ちょうどサイドダンプとリアダンプの両方の機能を併せ持つ
ダンプトラックとなっています。

　三方向に転じることから三転ダンプというわかりやすい名前になっていますが
三方向にダンプアップするという複雑な動作を実現させるために、内部では
ボールジョイント(あるいはボールマウント)という技術が使われています。



　ボールジョイントとは、その名前の通りボール型のジョイントで
画像のようにボール部分がフリーに動くことによって、油圧ポンプでの
三方向へのダンプが可能となっているわけなんですね。

 

参考資料

 

○三転ダンプ
http://www.truckjapan.com/pc/dealing_shape_dump_02threeway.html

○ダンプの形状など
http://www.truckjapan-b.com/shape/shape01_dump.html

 

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